未来を捨てた日本人
私たちが生きていくのに必要不可欠なものといえば水、食料、そして空気。水道水の中には約300種類の化学物質が混入していて浄水器でもろ過することは不可能といわれています。年々、塩素の量も増えて、「人間が飲める基準をはるかに超えている」と言って水道関連の仕事に従事している方々はミネラルウォーターしか飲まないと言っています。
食べ物では大量の農薬を使って収穫された米や野菜、抗生物質で育てられた豚やにわとりの肉、スズや鉛で汚染された魚介類、過剰すぎるほど食品添加物が入った加工食品。安全に食べられるものがない時代になってしまいました。
空気も排気ガスによる窒素酸化物やイオウ酸化物、亜硫酸ガスなどの増加により肺や気管支といった呼吸器管への影響が増えてきました。
口や鼻から入る有害化学物質は今の状況では排除することはできません。
だから、皮膚からの有害物質の吸収は避けなければならないのです。世界で一番毛染めをしているのが日本人です。そしてほとんどの人が毎日お風呂に入って合成シャンプー・合成リンスそして合成ボディーシャンプーで体を洗う。綺麗好きが災いしているのです。合成界面活性剤が入ったもので皮膚を洗えば皮膚の表面は清潔になるかもしれないが体内は有害物質によりジワジワと汚染されて行きます。
それと同時に排水溝から流れ出た有害物質は川を汚し、田畑の土を汚染し魚介類にも影響を及ぼし水道の水とし我々に返ってくるのです。
毛染めをしている人が約1000万人をゆうに越えるといわれています。その人たちがすすいだ汚水から出るダイオキシン類、環境ホルモンは計り知れない量になるでしょう。